児童クラブって?
放課後児童健全育成事業(児童クラブ)とは、小学校に就学している児童であって、その保護者が労働などの理由により昼間家庭にいないものに、授業の終了後に児童厚生施設等の施設を利用して適切な遊びおよび生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業です。
YMCAでは先生とこどもという立場ではなく、ともに歩む目線でたち、保護者とともに伴走すること(わかりやすい図があるとよい)を目指します。
茨城YMCAの児童クラブ
YMCAの児童クラブは「させる場」ではなく「する場」であり「なる場」。学校や家庭とは違う場だからこそ何かをしてみようとする心、何かをさせられないでいい自由が保障されつつ、各々の思いに適った過ごし方のできる場です。仲間との多種多様な遊び、活動経験の中で、「協力させられるのではなく協力する」「やらされるのではなくやってみる」、そうした自ら楽しむことを見出せる力、自ら進んで物事をやり遂げようとする力を育む「場」です。
生活で大切にしていること
- 自己肯定感が育つ場所作り
- 一人ひとりの子どもは誰一人として同じではないのと同様に、その「育ち」も様々です。
興味や関心、願いを感じ取りながら寄り添います。
- 子どもの言葉や態度のありのままを受け止め、そうさせていることの理由や背景を丁寧にとらえながら毎日の生
活を保障します。
- 思いやりの心と責任感が育つ場所作り
- みんなで遊んで、みんなで考えて、子どもたち同士がお互いの弱いところを認め合い、助け合う中で育ちます。
- 異年齢の子どもたちが共に生活することは、教えたり、教えられたり、頼ったり、頼られたりする関係が生まれ
る一方、縦の関係がそのまま力の関係になる危険性が含まれています。だからこそ、一人ひとりの子どもが大切に
されるためにどうすれば良いかを子どもと一緒に考えていきます。
- 社会性とリーダーシップ
- 人として社会で生きていくために大切な力(生活能力や生活習慣等)を身につけられるように環境を整えます。
また、他者との適切なコミュニケーション能力も体験の中で学べるように支援します。
- 遊びや種々の体験を通じ、自主性や創造性のある魅力的な存在と子どもたちが育っていけるよう、その成長に伴
走します。また、子どもたちが発信力やリーダーシップを発揮できるように、プログラムや環境を整えます。