私のボランティアリーダー時代

ごうリーダー

ごうリーダー

 私が茨城YMCAのボランティアリーダーとして活動していた2001年から2005年までの4年間は、つくばに住み大学に通っていた期間とぴったり重なります。この4年間が、わたしの人生にとっての大きな原体験となっています。当時の茨城YMCAのボランティアリーダーには「変わった」人がたくさんいました。大学に全然通わない人、民族衣装を着てくる人、スキーが三度の飯よりも大好きな人、などなど・・・。茨城YMCAという場所に「変わった」人を引き付けるフェロモンが出ていたのかもしれません。いやむしろ、「変わった」人がその個性のままに輝くことのできる土壌があったと言い換えたほうがいいのかもしれませんね。4年間でたくさんの「変わった」人と出会いました。リーダーも、プログラムに参加してくるメンバー(子ども達)も、スタッフのみなさんも。「変わった」個性は修正が必要なものではなくて、それぞれ素晴らしいもので、互いに認めあうものだという空気が茨城YMCAには流れていたと思います。
 「変わった」人たちがそれぞれ持つみずみずしい感性がそのままにはじけあっているのが、茨城YMCAという場所です。子ども達を取り巻く社会がどんどん変わってきている今の時代ですが、茨城YMCAは変わらず、いろんな「変わった」人を包摂する、魅力的な場所であり続けると信じています。